眠れないナース24時

夜勤明けあるある

夜勤明けあるある

病棟にお勤めの看護師さんにとって、切っても切り離せないのが夜勤のお仕事。短時間の仮眠のみで夜通し働いているテンションと、夜勤明けは休みだというテンションが相まって、夜勤ならではの不思議なテンションに陥っている人も多いのではないでしょうか?
例に漏れず私も、数多くの夜勤をこなしてきたスペシャリストです笑。私の実体験や、看護師仲間から聞いた失敗談などを含めて、夜勤明けにやりがちな行動パターンについてまとめてみました。「夜勤あるある」あなたはいくつ当てはまる?

無性に買い物に行きたくなる

これはもうあるあるですね。夜勤明けは休日なので、このまま寝るのはもったいないというテンションの日が月に何回かあります。でも、ランナーズハイならず、夜勤ズハイのときの買い物は超危険です。夜勤をがんばった自分へのご褒美という名目で、財布の紐はゆるみっぱなし…。
服屋さんに入って何十万も使ったり、気になっていた漫画本を全巻大人買いしたり、変なデザインの雑貨をウケ狙いで買ったりと、とにかく冷静な判断がまるでできない!ショッピング中はとても楽しくて、ストレス発散のためには絶対に必要な時間なのですが、家に帰ったあとに冷静になってみると、「カードの請求が怖い」「また実用性のないものを買っちゃってる」など、失敗談は山の如しです。

疲れているのに行動的になる

日勤明けは夜なので、そのまま休む態勢になりがちですが、夜勤明けは朝。朝は1日の始まりという感じがあるので、なんだかまだまだやれそうな気がするときないですか?心身ともにしっかり疲労を感じているのとは裏腹に、美容室を予約したり、夜勤明けの看護師仲間とモーニングに行ったり…。
私の知り合いには、ジムに行って汗を流してとことん体にムチを打つというツワモノもいましたね。すぐに帰って翌日に備えればいいのに、ついついどこかに立ち寄りたくなるのも夜勤あるあるです。

仕事終わりの食欲がハンパない

夜勤中は、いつ呼び出しがあるか分からない、ほかのスタッフも休憩に入ってもらわなくちゃという気遣いで、ついつい軽食&早食いに。午前4時とかに休憩に入る場合は、もうすぐ朝だし軽くでいいかなと少ししか食べない、または食べないというのが日常茶飯事。なので夜勤が終わるころにはお腹がしっかり減っていることが多いんです。私の先輩は、いつ食べられるかわからないということで、休憩時に大量に貯め食いする人もいました。
そしてなぜか夜勤明けの体が求めているのが、高カロリーな食べ物。ホテルのモーニング、マクドナルドでジャンクフード三昧、コンビニでドカ買い、スタバでカフェインと甘いスイーツを摂取…。ストレスのせいかよく食べるんですよね。ただ、ここを節制しないと、私みたいに制服のサイズアップをする羽目になります涙。
これがとても恥ずかしかったですし、患者さんやドクター、看護師仲間に「太った?」と聞かれるのがすごく嫌で。それ以来私はカロリーコントロールの鬼になりました。おすすめなのがコンビニ飯。商品の1つ1つにカロリーが提示されているので、それを計算して1日の摂取カロリーを1700キロカロリー以内に抑えました。
管理しすぎてストレスが溜まりそうなときは好きなものを食べてもいいチートデイを作って、カロリーもストレスもコントロールした結果、20代と同じサイズに戻すことに成功!あと、摂取カロリーを抑えると同時に消費カロリーを上げるとさらに効果的でした。

無理やり予定を入れる

私の場合、月に4~5回は夜勤が入っていたのですが、夜勤明け毎回カラオケに行っている時期がありました。大声で歌うことってやっぱりストレス発散にもってこいです。仕事中に感じた理不尽なことも、好きな歌を歌えば一気に吹き飛びます。
あとは、美容室やエステなど自分のメンテナンスをする人や映画観賞をする人もいました。ただ、これらに共通して言えるのが瞬殺の寝落ち…笑。施術台に座った瞬間に気持ちよくて眠りにつくというのはけっこうあるあるですよね。

夜勤明けのおすすめの過ごし方

ほかの人が寝ている時間に起きて働くというのは、生活リズムを崩してしまうことに繋がります。病棟看護師として心身ともに健康的に活躍し続けるためには、夜勤明けの行動を見直すのも1つの方法です。
無駄遣いや暴飲暴食、心身の疲弊への追い打ちを防ぐために、取り入れてほしい夜勤明けの過ごし方についてまとめてみました。

運動する

ストレス解消や気分転換に繋がるのでおすすめです。ストレス耐性のある人に共通しているのが、日常的に運動をしているということ。心身のストレス緩和が期待できるほか、体力づくりにも繋がります。ヨガやランニング、スイミングなど、無理のない範囲でリフレッシュできるようなスポーツを見つけてみるのもいいかもしれません。

マッサージ

立ちっぱなしの時間が多い看護師は足がむくみがちです。また、立ち姿勢によっては体に歪みが生じていることも。夜勤明けで疲れ切った体を、プロの力を借りてしっかりメンテナンスしておくことをおすすめします。サロンによっては、午前中の早い時間帯に割引価格で施術を提供しているところもあるので、上手に利用したいものです。

寝る

睡眠はやはり大事ということで、睡眠時間をしっかり確保するのもおすすめです。睡眠不足になると、新陳代謝や集中力が低下し、ストレスは増加するというリスクを招きます。患者さんをケアする立場で不養生になるのは避けたいところ。寝るだけはもったいないと思わず、体が求めるまま潔く寝ることも大事です。

勉強する

日中は活動して夜は寝るという本来の生活リズムに戻すために、寝ずに勉強時間に充てているという先輩もいました。私は見習えませんでしたが笑、認定看護師を目指すために勉強する、普段の業務で気になるところを復習するなど、看護師として成長するための時間をつくることも有意義なことですよね。

夜勤中の眠気覚まし

夜勤明けのあるあるのほかにも気になるのが、勤務中の睡魔との戦い。とにかく眠いし布団がめちゃくちゃ恋しくなるんですよね。私の場合、出勤前からすでに眠気がすごいということはまったく珍しいことではなく(コラ)…、そんな人は私だけではないはず。夜勤ズハイを迎えるまで、看護師たちはどうやってエグい睡魔と戦っているのでしょうか?

コーヒーを飲む

大量に飲んだり砂糖を入れすぎたりしなければ、うれしい効果を期待できるのがコーヒーです。コーヒーに入っているカフェインは、眠気を感じさせる脳内物質を抑える作用があるというのは有名な話。眠気覚ましのほかにも、脂肪燃焼効果、美容効果などうれしい影響がいろいろあります。夜勤のお供に1杯のコーヒーは強い味方です。

しゃべる

個人的に一番眠気が来るのが消灯後。おむつ交換や体位交換などの業務はあるものの、少し時間にゆとりができます。頭がぼーっとしてきたら、夜勤スタッフに積極的にコミュニケーションを取るようにしています。業務の話2割、プライベート8割くらいですが…。話すことでだいぶ眠気を解消できますよ。

洗顔する

メイクが落ちるので好まない看護師がほとんどですが、私はよっぽどのときは思い切って顔を洗いに行っていました。一時しのぎではあるんですが、効果てきめんです。あとは、アイスノンなどで頭や目を冷やす、刺激の強い目薬をさすのもおすすめですよ。

仮眠をとる

エグい睡魔に勝つにはやはり仮眠をとることが一番の方法です。15~20分の短時間でもかなりスッキリします。お気に入りの枕&アイマスク&ブランケットを見つけることができれば、すぐに眠りにつけると思います。

夜勤前の憂鬱あるある

効率的にお金を稼げることから、夜勤専従常勤として活躍する後輩がいました。そんな夜勤のプロでも、夜勤前には少々憂鬱な気持ちになるそうです。夜勤明けのテンションは好きですが、夜勤入りはメランコリーになりがち。そんな夜勤前の憂鬱あるあるをお届けします。

勤務時間を思うと憂鬱

今から15時間も勤務するのか…と時間のことを考えてしまうと、それだけでなんだか疲れてしまいます。日勤の倍の時間を病院で過ごすと思うと、夜勤手当のことを考えても辛いものですよね。

狙い通りの仮眠をとれないと憂鬱

夜勤前に看護師がやることといえば仮眠です。私自身は寝付きが良い方なのですが、この時間からこの時間まで寝ると決めてもなかなか寝付けないという看護師も少なくありません。焦りだけが募り、あまり十分な睡眠がとれなかった結果、寝不足のまま出勤となるとテンションが下がってしまいます。

人が寝ている時間に働いていると思うと憂鬱

一般的な社会人がそろそろ仕事を終えるという中、出勤するのが夜勤の看護師です。家路へと急ぐサラリーマンを横目に今から仕事かと思うと憂鬱になります。

一緒に組む看護師が苦手だと憂鬱

私の病院は看護師2名体制。ペアを組んで病棟内の夜間業務を担うのですが、ペアの相手が苦手な看護師だと普通の夜勤の倍は憂鬱な気持ちになるのも、入りの憂鬱あるあるではないでしょうか。

夜勤あるある、皆さんはいくつあてはまっていましたか?夜通しの仕事は大変ですが、がんばっていきましょう♪

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